2013年12月31日火曜日

よいお年をお迎えください。



























今年もあっという間に時が過ぎてゆきました。
2013年を振り返ると、夏と秋に展覧会、そして秋のワークショップをさせていただき
普段ひとり仕事してる自分にとって、たくさんの方にお会いできる機会が
何よりも嬉しい出来事でした。
来年もたのしい事ができたらなといろいろ考えております。


ありがたい事に仕事は忙しくたのしく取り組めた一年ではありましたが
うまく気分転換ができなかったのか、年齢的なこともあるのか?
体調面では絶不調な一年でありました。
身体を動かすことってほんとうに大事ですよね。
森へ海へ行って自然と触れることが何よりも大事だと思い知りました。
なにをするにも身体が資本、来年は思い立ったらすぐにコーミングに行って自然と戯れ
時には思う存分に休息して、身体を整えていきたいなと思っています。


皆さまにとっても来年は実り多き一年になりますように。
どうぞよいお年をお迎えください。

2013年12月23日月曜日

メリーウニクリスマスツリー。



























去年このガチョウの羽でできたアンティークのクリスマスツリーを手に入れてから
いつか作りたいと思っていたウニクリスマスツリー。

あまり整理できていない我が家のウニコレクションの中から
このツリーに合う小さめのウニたちを選別。

まるい正形ウニと、カシパンの不正形ウニ、そしてヒトデ(これも立派なウニの仲間なんですよ)も忘れずに。



























紫、黄色、ピンク。きれいな色が映えます。































ツリートップはベツレヘムの星(東方の三賢者を幼児キリストのもとに導いた星)の代用で
コブヒトデ。カッコイイ。



わたしたちが何気なく使っている星型の☆マーク
実はヒトデ(海星、starfish)が元になっているという話をご存知ですか?
古代エジプトのピラミッド内の天井画にヒトデが☆として一面に描かれており
これが星をあらわす元になったのだとか。
この事実を知ったとき、なんとも言えないゾクゾク感が背中を走りました。
このプリミティヴな五放射のモチーフであるヒトデを星に見立てた古代の人びとの感覚、
なんて興味深い話でしょう。



と、星とヒトデとこの世の不思議に思いを馳せつつ、ウニクリスマスツリー完成。






2013年12月19日木曜日

リンゴのツリー飾りのもうひとつの役目。




ツリーの飾り付けをしていて(一度に終わらせるのがもったいないので毎日ちょっとずつ飾り付けをしている)
ロウソクの取り付け方にふと疑問をもつ。

クリップ式のキャンドルホルダーをツリーの上の細い枝に取り付けると
斜めになったままでどうも格好が悪い。

木の種類(これはIKEAで購入した嬬恋産もみの木)や枝ぶりによっていろいろだから
仕方ないのかなあと思いながら重めのパン細工などを重りにバランスを取ってみる。
そして小さなリンゴを吊るそうとすると今度は重みで枝が大きくしなる。

バランスを見ながらロウソクを取り付けし
繊細なガラスのオーナメントを落とさないよう全体のバランスを見ながら配置する、、、
うーんなるほど、クリスマスツリーの飾り付けは大人の仕事だなあと納得。
(クリスマスツリーは24日の日に大人たちが飾り付けするもの。
全て準備が整ってから子どもたちを呼びよせ披露するのが古くからの習慣だそう)

飾り付けしたツリーがはじめて記録されたのは15世紀のドイツ フライブルクでのこと。
パン職人の信心会が聖霊救貧院にリンゴや洋梨、レープクーヘンやナッツ、
金色の紙飾りなどを付けたツリーを飾ったという記録が残っているそうです。
今のように物が豊かではない時代、後でとって食べられるものを考えて
飾り付けしたのがとても興味深いなあ。

古くからツリーの飾りとして使われていたリンゴはアダムとイヴの食べたリンゴであり
豊穣のシンボルでもありましたが
ロウソクの重しというもうひとつの役目もあったと知り
「そっかーなるほどー!」と目からウロコポロポロ。
ツリーの飾りはひとつずつ意味があるものだとは知っていましたが
知れば知るほどおもしろいクリスマスにまつわるエピソード。

というわけで、昔のツリーと同じように我が家ではロウソクの重しはリンゴを使うことに。
なかなかよい景色です。(クリスマスツリーの飾り付けはまだまだ続く)


***


リンドグレーン原作『やかまし村の春夏秋冬』(1987年スウェーデン)の映画の中で
クリスマスツリーに赤いリボンでリンゴを吊るすシーンが登場します。
この映画では子どもたちが飾りつけを手伝っていますね。
ハートや国旗のオーナメントが北欧ならでは。
夜空に瞬く星のようなロウソクがたくさん灯されたツリーにため息。
自然の息吹、穏やかに流れる時間、普遍の美がたくさん詰まった宝箱のような映画。
またDVD借りて観ようかな。









2013年12月17日火曜日

パン細工オーナメントの保管方法。





いくつか問い合わせがありましたので
パン細工オーナメントの保存方法を書いておきますね。

チェコの作家さんからはとくに保存に関しての注意点は聞いていませんが
夏場は高温多湿になる日本、やはりちょっと心配という方もいらっしゃると思います。

我が家の場合ですが、乾燥剤なしで普通にキャビネットにいれて保管していました。
写真のパン細工は一年半前に送ってもらったものですが
カビなどの心配はなく問題はありませんでした。
ただ、極端に高温多湿の部屋にずっと置いていた場合は
どうなるかはわかりませんので、心配な方は乾燥剤と一緒に箱にいれて
保管していただくのが良いかと思います。

(どういう現象なのかはわかりませんが
試しに何日か冷蔵庫にいれてみたら色が少し白っぽく変わったことがありました。
やはり常温で置いておくほうが良い気がします)


薄紙やぷちぷちなどの梱包剤でくるんで箱の中で動かないように
していただくと破損の心配も少なくなります。
長持ちはするけど衝撃に弱いパン細工、
ぜひ長く愛用していただければなと思っています。

あ、あと、犬猫のいるおうちは食べられないように気をつけてください。
うちの猫は普通のパンは全く見向きもしないのですが
お酢の匂いがぷーんとするこの固いパン細工がなぜか大好物。
目を離したすきに何度バリバリやられたことか、、、








販売終了いたしました。




























2013年度のパン細工オーナメントの販売が終了いたしました。
たくさんのご注文ありがとうございました。
毎年少しずつコレクションを増やしていきたいというお客さまや
プレゼントに選んでくださるお客さまもいらっしゃいました。
直前で思いついたクリスマスBOXは材料の都合上5個しか用意できず、、、
ご希望に添えなかった方申し訳ございません。
来年はもう少し余裕を持って準備に取りかかりたいと思います。

そして来年もチェコのお母さんにお願いしてまた作ってもらいたいなあと
思っておりますので(作る手間、ひとつひとつの梱包の手間を考え
作家さんの負担になりすぎない数をう〜んと悩みながら発注しています。
わたしも作り手であるので、そこはよくわかるので)
また楽しみに待っていてくださいね。

怒濤の発送作業も一段落しましたので、
我が家も生木のクリスマスツリーを出して
(本場は24日にツリーを飾り1月6日の公現祭まで飾られる)
少しずつ集めたオーナメントを飾り付けをしようかな。
この準備段階がいちばんのたのしみでなんですよね。

去年のツリーはこんな感じでした。
今年も100年前のクリスマスをテーマにロウソクを灯します。

2013年12月9日月曜日

クリスマス第二弾、今晩20時より。



























クリスマス第二弾、今晩20時より注文受付開始いたします!
ただいまプレビュー中です。
(パン細工オーナメントをご注文の方でまだ発送前の方は一緒にお送りすることができます)

クリスマス本場のドイツからはキュートなガラスのキノコが。
他にも古いオーナメントや可愛い仕掛け絵本をご用意していますのでぜひご覧ください。



チェコのパン細工オーナメントにもたくさんのご注文ありがとうございます!
ただいまコツコツ梱包・発送作業しておりますので、到着までしばらくお待ちくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。



2013年12月6日金曜日

本日20時より注文受付開始いたします。






















































お待たせしておりましたチェコのパン細工オーナメントが今年も入荷いたしました!
絵本の中から飛び出してきそうな表情豊かな動物たち、今年も可愛い!
繊細で丁寧な仕事ぶりにいつも頭が下がります。

遠い昔には子どもの玩具だったパン細工。
きっとより単純なかたちで簡単には壊れないよう工夫して作っていたんだろうなとか
玩具箱に無造作にいれられていた時代を想像したり。
作り手がどんどん減っている今、
この名もなき職人たちが生み出した芸術が途絶えることなく続いて欲しいと
願わずにはいられません。
人の手で作られた素朴であったかい時代のチェコの民芸品に
ぜひ触れていただけたら嬉しいです。

今年は、松ぼっくりを抱えたリスや木登りリス、小さなアヒルや悪魔も仲間入り。
(チェコでは毎年、聖ミクラーシュのお祭りの前日12月5日に
聖ミクラーシュとその従者である天使と悪魔が子どものいる家庭をまわるのだそう。
一年間良い子にしていたら天使からご褒美、
悪い子にはコワイ悪魔から炭をプレゼントされるそうです。
(顔に炭を塗られることも!)。
鎖じゃらじゃら、不気味なツノと長い舌で子どもを震え上がせる悪魔ですが、
パン細工はかなりほんわかどぼけた雰囲気。
海外版なまはげにとても興味があるわ!という奇特な方にも激しくオススメです。


パン細工は水分を飛ばすように低温でゆっくり焼きしめた固いパンで
持ちはすごくいいのですが、動物の細い足やリスの耳など繊細なつくりの部分は衝撃に弱く、
前回かなりの数が商品にならず泣く泣く破棄しました。
今回は梱包はより丁寧にとお願いしたので、前回よりもダメージは少なくなりましたが、
やはりある程度の破損は仕方ないようです。
皆さまには大変申し訳ありませんが、今回から円安とある程度の破損分を考慮し、
一部価格見直しをしておりますので、何卒ご了承くださいませ。
今回は難ありコーナーも設けましたので、ぜひぜひ。

LAVVO Web Shopにて、
本日午後よりプレビュー、20時よりご注文受付を開始いたします。
(申し訳ございませんが、不平等を無くすためフライングは受け付けませんのでご注意ください〜)
クリスマスBOXや森の中のリスなど、在庫が少ないものもありますので
気になる方は早めにチェックしてくださいね。

近日中に、ドイツやロシアのヴィンテージ吹きガラスのオーナメント、
飛び出す絵本もアップいたします!






2013年11月25日月曜日

納品いろいろ。




























ウニの標本函、ひさしぶりの納品です。
王冠の針山は、分納させていただくことに。






























こちらはkitさんに納品予定のドングリ編み針3種。
左からレッドオーク、ピンオーク、イチイガシのドングリになります。
今年のピンオークいつもより黒く大型で、個人的に好みです。


今年は欲しいドングリが大不作(ドングリは成り年、不作年がある)
制作数が例年よりぐっと少ないので
気になる方は早めにチェックしてくださいね。

堅果は傷のないもの色がきれいなものを選別し、熱処理し、
ひび割れがないか何度もチェックしながら制作しておりますが
ごく稀に経年変化によりひび割れが起こることがあります。
(過去に1件ご報告を受けました)
自然の標本をできるだけそのままのかたちで使いたいという思いで
作っている商品ですので、この点をご了承の上お買い求めいただきますよう
お願いいたします。



お問い合わせが多いWeb Shopでの販売ですが
年明け予定がわかり次第お知らせいたします。





























こちらもkitさんに納品のブックマークミトン。
ちょうど小指サイズです。
紐の長さがちょうど文庫本に合うようになっています。
もちろん、何かに結んだり、オーナメントにしたり
使う方の自由でいろいろに。




2013年11月23日土曜日

終了いたしました。





































始まればあっという間の10日間、
ミュシカさんでの出張標本室、無事に終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました!

ミュシカさんという森を感じさせる心地良い空間の中で
とても良い展示ができたことを嬉しく思っています。


ドングリ好き、ウニ好き、蝶好き、キノコ好き、変なモノ好き、、、

好奇心の対象、見る視点がひとそれぞれ微妙に違っていて、
短い時間ではありましたが、皆さんとお話できてとてもたのしかったです。


気になる自然のかたちを異質なものと組み合わせながら
部屋の中でオブジェとして愉しむ

出張標本室で皆さんの目玉を悦ばせる(アラマタ流に言うならば)
展示をまたどこかの街で開催できたらなと思っています。


気がつけば、2013年も残りわずか。
お待たせしている納品、クリスマスに向けてWeb Shopオープンに向けて
準備しております!!




2013年11月14日木曜日

LAVVO出張標本室 vo.2 at ミュシカ、展示風景。

















































































































































ミュシカさんの心地良い空間に
ふしぎで美しい、そしてスプーキーな森や海の標本たちが並んでおります。

どうすればモノのひとつひとつのかたちが引き立つのか、
モノが喜ぶような配し方、異素材との融合で生まれる妙と心地よい違和感。
その感覚をとても大事にされているミュシカさんの姿勢に助けられながらの搬入でした。
(制作してきた長い時間がこの一瞬で吹き飛んでしまう思いでした)

自然の色・かたちを生かした王冠の針山や標本たちは
北欧のアンティークの什器や道具たちともよく馴染んでふしぎな調和が生まれています。
自然への驚きをユーモアをもって室内に取り入れる愉しさを
少しでも感じてもらえたら。


***


初日は平日にもかかわらず、オープン前から来てくださる方もちらほら。
皆さん、ほんとうにじっくり観てくださる方が多く
(長い方では3時間も!2日連続で来てくださった方も!)
仙台や埼玉から来てくださったお客さまもいらっしゃいました。
心より感謝!ほんとうにありがとうございました!
自然に興味をお持ちの方ともたーっくさんお話できて
短い時間ですがほんとにたのしかったですし元気もいっぱいいただきました。
ありがとうございます。


昨日、今日とお店はお休みで
明日は12時よりオープンしております。
残り5日間になります。
ぜひ、好奇心の扉をたたきにお出かけくださいね。




2013年11月6日水曜日

明後日より始まります。






























出張標本室 vo.2 at.ミュシカ、いよいよ明後日から始まります。
わたしも搬入で名古屋に向かいます。
明日は雨マークがついていますが、週末はいい天気が続きそうでホッとしております。
(時間をみて行ってみたいお店をイロイロまわろうと企み中)


8日の初日と土曜日はお店オープンからしばらくはお店に居りますので
お気軽に声をかけてくださいね。
今回はしっかり一眼レフを持っていくので、展覧会風景撮ってきますね。
皆さんにお会いできるのをたのしみにしております!



2013年10月26日土曜日

標本ビン。



























kitさんからお預かりしていた古い標本ビンにさまざまな界の標本をいれて
納品しました。ずらりと窓辺に並べるとひとつひとつのカタチが
浮かびあがってたのしいです。
お店に寄られた方はぜひ手に取って見てみてください。


これから京都は紅葉狩りシーズンに突入ですね。
モミジの葉より翼果とかドングリとか種子系のほうが好きなので
下ばかり見て歩くことになりそうですが、秋の京都行きたいなあ。
京都もいくつか魅力的な採集スポットがあるんですよね。
来年の秋こそは採集に集中するために10月11月は予定いれないぞと心に決めております。(鼻息荒く)

2013年10月14日月曜日

LAVVO 出張標本室 vol.2 at.ミュシカ。




































LAVVO出張標本室 vol.2 at.ミュシカ、DMのデザインが決まりました!
今回DMの写真はミュシカさんに撮っていただきました。
サイトで拝見しても、ミュシカさんはいつも物語性のある素敵な写真を
とっていらっしゃるので、信頼してお任せすることができました。
王冠の針山たちが幻想的なお店の雰囲気ともとてもよく合っています。

愛知には長く住んでいましたが、名古屋での本格的な展示ははじめてです。
ミュシカさんは昔から大好きでよく通っていたお店なので、ほんとうにたのしみ。

今までどこかで目にしたことがあるモノ、
遠い異国の見知らぬ自然物たちとオブジェの組み合わせを
手にとり、眺め、遊んで、感じていただければうれしいです。

1点ものの作品が多いのですが、「森と糸」や「Northland」のブックレットも
ご用意していますので、いっしょにおたのしみいただけたら嬉しいです。
わたしも初日に在廊しております。声をかけてくださいね。




LAVVO出張標本室 vol.2
2013.11.8 fri ー19 tue

ミュシカ www.myshica.com
名古屋市名東区高社1-190 サンローヤル東山1F
TEL 052-737-8601
平日12〜19時、土日祝11〜19時
定休日 水・木





2013年10月1日火曜日

ほわほわ と かさかさ































似てるかなと思ったけど並べたらそうでもなかったような。
オカメブンブクとガガイモの実。

































びっしり整列。羽化するまえの羽をたたんだ蝶のよう。








































LAVVO 出張標本室 vo.2 に向けて標本たちと戯れております。
また変なもの(でもたのしくなるもの)作ってますよ〜



(ただいまWEB SHOPをお休みさせていただいております。
 来月中旬以降また再開しますので、またどうぞよろしくお願いいたします)



2013年9月23日月曜日

編み物ワークショップ。




























ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。
このエゾリスのように、駆け抜けた9月という感じです。

札幌と網走でのワークショップ、至らぬことも多々ありましたが
たくさんの方のお力をお借りして、なんとか終えることができました。
ありがとうございます。

自分にとって、編み物で大人数のワークショップは初めてのことでしたので
すべての人に満足していただけたかはちょっと、というよりかかなり不安でしたが
北方民族博物館でのアンケートを見せてもらいましたら皆さん細かい作業でも
愉しかった、必ず完成させます!という声が多く、presseさんのロヴィカミトンのほうも
さっそく仕上げましたと写真を送ってくれた方もいらしたり、
よかった〜と少しホッとしております。
網走では、小学生のお子さんから年配の方まで幅広い世代の方に来ていただき、
また遠方から参加してくださった方も何人かいらして
(北海道はでっかいどうなので飛行機で来てくださった方も)
ほんとうにありがたく、嬉しく思いました。


人前で喋るのがほんっと苦手で、
わーやっぱりあたし向いてない!といつも思うのですが
でもひとりひとりと話すのはすごく愉しいですし、教えるのも嫌いじゃないので
またこういう愉しい場が作れたらなあと思ったりしています。


そんなわけでWSでは3時間休む暇なくグルグル回っていたので
写真を撮る余裕がなかったのですが
presseさんでのWS風景はTwitterでリツイートしていますので、ご覧くださいね。


2013年9月2日月曜日

出張標本室 at.Bahar 終了いたしました。





























LAVVO出張標本室 at.Bahar  無事に終了いたしました。
連日の猛暑の中たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます!

東京での本格的な展示は初めてであり、真夏の展示も初めて、
Baharさんもアトリエをオープンして初めての企画展と、
いろいろ初めてづくしの展覧会。
どれだけの方が来てくれるか心配でありましたが
私たちが想像した以上にたくさんの方が足を運んでくださいました。


後半すっかりさびしくなった棚を埋めるために購入したものを会期終了まで
展示させてくださった方々も、本当にありがとうございました!

そして、愛溢れるパワーでたくさんの縁を繋いでくれた
Bahar 春日一枝さんにも感謝!


***


自然のかたちの美しさ、不思議さ、不気味でユニークな部分を
いつも自分がしてきたように、皆さんにお見せできたらなあと
思いながら準備してきた出張標本室。
何か感じてもらえたら嬉しいです。

同じものをたくさん作るという作業は時にしんどいこともあるのですが
今回新作もたくさんあったので、大変でしたが愉しい作業の連続でした。
仕事として続けていくには売れる売れないを考えることももちろん大事なのですが
「好きなものだけを作りたい」を続けられているのは
ほんとうにありがたい事だなあと思っています。


***


今回、王冠の針山をご予約してくださったお客さまは
11月以降のお渡しになります。
お待たせして申し訳ございませんが、しばらくお待ちくださいませ。


今月のpresseさん北方民族博物館でのワークショップ、11月のミュシカさんでの展覧会と
(日程が11月8日Fri ~ 19日Tue に変わりました。詳細は10月に改めてお知らせいたしますね)
ハードな日々がまだまだ続きます。
北海道、名古屋という懐かしい土地でたくさんの方にお会いできるのが
今からとても愉しみです。



2013年8月10日土曜日

LAVVO出張標本室始まってます。




























LAVVO出張標本室、3日よりBaharさんのアトリエショップにて始まっております。
暑さたけなわの8月にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただき
(遠方の方もありがとうございます〜)感謝しております!
初日にいろいろな方とお話できて、本当に嬉しかったです。

店主の春日さんを通じてたくさんの素晴らしいクリエイターさんたちとも
触れ合うことができ、活力をたくさんいただきました。
(ちょうど夏バテピークでいろいろな方に気を使わせてしまって、、、すみません)


随時、追加納品もしておりますが、会期後半は商品が品薄になる場合もございます。
しかし、せっかく来てくださった方に空間の多い棚ばかりお見せするのも心苦しく、、、
少しでも愉しんでいただけるように
後半は、標本の他に、ふだんLAVVO的視点で今までご紹介してきたもの、
ブックレットに登場したものなどを見ていただく「見せる展示」も考えております。

詳細はTwitterでもご紹介してゆきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


***


3日発売の雑誌MOEの『Baharが見つけたかわいいクリエイター雑貨』のコーナーに
今回の出張標本室と9月に北方民族博物館で開催するグリーンランドのリストウォーマーの
ワークショップを紹介していただきました。
(手首につけるとこのような感じです。まだ募集しておりますのでぜひ!)
ぜひ、店頭で手にとってみてください。


2013年7月29日月曜日

キノコみたいなウニランプ。



























出張標本室の準備、ぎりぎりまでやっております。
新作のウニランプも、じゃじゃーん!できました!
妖しげに浮かび上がる幻想的な光、森のキノコのようなフォルム、
机にひとつあるだけでかなりの存在感です。
(枕元に置いてもいい夢見られそう・・)

過去にタコノマクラの灯り、アリストテレスの提灯の灯りなど
壁にかけるタイプの灯りは作ってきましたが
デスクランプははじめてです。

職人さんに削ってもらったオリジナル木製台座がとてもいい感じです。
クラシック調で少し男性的な雰囲気を意識し(ヒゲとメガネが合いそうな)
デザインしたのですが、ぴったりでした。
子どもに絵本を読み聞かせするときにもこんなランプがあったら素敵だなあ。


Baharさんのアトリエショップでぜひ見に来てくださいね。

初日3日(土)はわたくしも居りますので(なんと今朝東京行きを決めました)
気軽にお声をかけてくださいね。

2013年7月13日土曜日

LAVVO 出張標本室。





































『LAVVO 出張標本室』
2013年8月3日(土)〜31日(土)
13時〜19時
*日、月、火休み
*21(水)休み

場所 Bahar (バハール)135-0023 東京都江東区平野1-9-7 fukadaso 203
TEL 03-3630-3670

大江戸線・半蔵門線「清澄白河駅」A3出口より徒歩5分




清澄白川のレトロなアトリエに、王冠の針山や海の標本函などが並びます。
古い博物館に迷い込んだような空間にぜひいらしてください。
涼やかでユニークな標本たちがお待ちしております。



(真夏の展示ははじめてです。猛暑の中果たしてひとは来てくれるかなあ・・とか
新作は間に合うのか?などと、どきどきしております)





網走でグリーンランドのリストウォーマー講習会。

今日から網走の北海道立北方民族博物館
特別展『極北の島 グリーンランド 氷海のハンター、エスキモー』が始まります。

狩猟民エスキモーの知恵や技術をうつす道具や民族資料、
ヨーロッパの影響をつよく受けた鮮やかな民族衣装など
北の厳しい大地で暮らしてきたエスキモーの文化に触れられるとても魅力的な展覧会です。
伝統的民族衣装はもちろん、
グリーンランドのエスキモー部落で越冬の技術を学んだ植村直己の犬橇や
(『極北に駆ける』ご一読をオススメいたします!驚異のエスキモー文化!)
巨大なイッカクの牙なども見所のひとつです。


そして、関連の催しものとして、
9月15日(日)「結城伸子とつくるグリーンランドのリストウォーマー」を開催いたします。

ビーズを編み込んだリストウォーマーは、民族衣装にあわせる女性用の装飾アイテムで、
ヨーロッパからビーズが入ってきた半世紀ほど前から作られるようになったそうです。
コートの裾からちらりと光るビーズ模様、ぱっと目を引きます。
そしてぽかぽか暖かい。(今は真夏ですが・・)

少々細かい作業になりますが、編み図を見ながらビーズを編み込んで
ひたすらメリヤス編みをするだけなので初心者でも簡単につくれます。
ぜひ、お気軽にご参加ください。



***


参加を希望される方は、お申し込みのときに、4色(紺、青、灰色、赤)のうちの
1色、ご希望の色を伝えてください。色と模様の組み合わせは写真の通りです。

材料費は500円。編み針もつきます。(編み針はお持ち帰りいただけます)


タイトル「結城伸子とつくるグリーンランドのリストウォーマー」
会場   北方民族博物館講堂
講師   結城伸子(造形作家)
材料費  500円
定員   20名

参加を希望する方は電話0152-45-3888でお申し込みください。
幾何学模様は北方民族博物館所蔵資料から、
北極オオカミ模様はわたしのオリジナルデザインです。


***



想像以上にひろ〜い北海道、同じ北海道民でもなかなか道東は行けないね〜
という声をよく耳にします。
しかし!
9月15日はちょうど3連休のど真ん中。
ぜひ遠方の方も旅行がてら、いらしていただきたいです。
北方民族博物館がある天都山一帯は網走の主要観光地でもあり
博物館網走監獄やオホーツク流氷館、展望台など見所がたくさんあり
からっと乾いた空気、みどり豊かな自然の中、一日たっぷりたのしめるますよ。